2014年04月

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 「福木(ふくぎ)ぬまぎさあシマぬ古さ」んでぃ言ゃりいるあたい、福木え昔(んかし)からぬ屋敷囲(やしちがく)いとぅしち、使(ちか)あらっとおたん。
 大風(ううかじ)ぬかたかん、太陽(てぃだ)がたかんなゆい、風儀(ふうじ)ぬあたん。
 かわてぃ、雨垂(あまだ)いぬ柱(はあや)とぅんなゆい、材木(ぜえむく)とぅしん、そしょうらさたん。
 やしが、大概(てえげえ)、復帰(ふっち)ぬ前後頃(めえあとぅぐる)から沖縄人(うちなあんちゅ)ぬんゆちみ持(む)っち始(はじ)みたれえ、家(やあ)やコンクリート造(じゅく)いなゆい、屋敷囲(やしちがく)やブロイックなてぃ行(ん)じゃん。
 あんし、福木え屋敷から無(ね)えらんなてぃ行じゃん。
 実(ない)や食(か)まらんあい、地(じい)んかい落(う)てぃいねえ、砕(くだ)きてぃ、掃除(そうじ)すしんはごうさたん。やしがうりん又沖縄(うちなあ)ぬ風儀(ふうじ)。
 今(なま)あ福木やあまくまんかい小(ぐぁあ)どぅ残(ぬく)とおる。
 うりあながちささあに、市町村木とぅそおる市町村ぬあん。

【語句】
「福木ぬまぎさあシマぬ古さ」=「フクギの太さは集落の古さ」
んでぃ言ゃりいるあたい=といわれるほどに、
福木え昔からぬ屋敷囲いとぅしち=フクギは昔からの屋敷囲いとして、
使あらっとおたん=使われていた。
大風ぬかたかん、太陽がたかんなゆい=防風林ともなり、日除けになるし、
風儀んあたん=風情もあった。
かわてぃ、雨垂いぬ柱とぅんなゆい=特に、軒(を支える)柱ともなり、
材木とぅしん、そしょうらさたん=材木としてもちゃんとしていた。
やしが、大概、復帰ぬ前後頃から=だが、おおむね、復帰前後あたりから
沖縄人んゆちみ持っち始みたれえ=沖縄人も(財政的)ゆとりを持ち始めると、
家やコンクリート造いなゆい=家屋はコンクリート製になるし、
屋敷囲いやブロイックんかい変わてぃ行じゃん=屋敷囲いはブロックに変わっていった。
あんし、福木え屋敷から無えらんなてぃ行じゃん=そして、屋敷からフクギが消えていった。
実や食まらんあい、地んかい落てぃいねえ=(たしかに)実は食えないし、地面に落ちれば、
砕き放りてぃ、掃除すしんはごうさたん=砕け散って、掃除するのも汚かった。
やしがうりん又沖縄ぬ風儀=だけど、それもまた沖縄の風物詩。
今あ福木やあまくまんかい小どぅ残とおる=今はフクギは所々にしか残っていない。「小」はここでは極めて少ない意味。「~しか」と訳した。
うりあながちささあに=それ(フクギ)を懐かしく思い、
市町村木とぅそおる市町村ぬあん=市町村木としている市町村もある。

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 写真、一目見(ちゅみぬ)うる限(かじ)りえ、何(ぬう)ぬが面白(うむ)さらあ分からん筈(はじ)んでぃ思(うむま)ゆん。
 やしが、良(ゆ)う見(ん)じいねえ、本島(うちなあ)ぬ中北部(なかがみやんばる)ぬ西海岸(いりいぬうみばた)んかいや実(じゅん)に色(いる)んな岩(しい)ぬゐいりさる景色作(ちいちちゅく)とおる事(くとぅ)ぬ分かゆん。恐竜ねえそおる岩んあがやあんでぃ思(うみ)いねえ、琉球墓(るうちゅうばか)ぬ建(た)てぃらっとおる岩んあん。
 くまぬ岩ん達(ちゃあ)や、船(ふに)ぬ如見(ぐとぅみ)ゆん。戦(いくさ)ぬばすお戦艦(いくさぶに)とぅばぺえゆる事(くと)おねえらんがあたら。くまりかあやかあま浅瀬(ふぃし)なとおくとぅ、んな拾(ふぃる)てぃ遊(あし)ぶるばあや、良(い)い憩(ゆく)い所(どぅくる)とぅんなゆる筈(はじ)。
 やしが、潮(うす)ぬ満(み)っち来(ち)いねえ危(うか)あさんあん。


【語句】
写真、一目見うる限りえ、何ぬが面白さらあ=写真を一目見ただけでは何が面白いのか、
分からん筈んでぃ思ゆん=分からないだろうと思う。
やしが、良う見じいねえ、本島ぬ中北部ぬ=だけど、よく見ると本島の中北部の
西海岸んかいや実に色んな岩ぬ=西海岸には、本当に様々な岩が
ゐいりさる景色作とおる事ぬ分かゆん=楽しい景色を作っている事がわかる。
恐竜ねえそおる岩んあがやあんでぃ思いねえ=恐竜のような岩があるかと思えば、
琉球墓ぬ建てぃらっとおる岩んあん=琉球墓が建てられた岩もある。
くまぬ岩ん達や、船ぬ如見ゆん=ここの岩群は船のように見える。
戦ぬばすお戦艦とぅばぺえゆる事おねえらんがあたら=戦時中は戦艦と間違えられる事はなかったのか。
くまりかあやかあま浅瀬なとおくとぅ=ここいらは遠浅になっているので、
んな拾てぃ遊ぶるばあや=貝を拾って遊ぶときは
良い憩い所とぅんなゆる筈=よい休憩所にもなるだろう。
やしが、潮ぬ満っち来いねえ危あさんあん=だが、満ち潮になると危ない。

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