2014年12月

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 写真ぬ左(ふぃざい)むてぃいや字与那城(あざゆなぐしく)。
 与勝半島んじえぐま集落(しま)ぬ一(てぃ)いちやたしが、他(ふか)ぬ古集落(ふるじま)とぅ変(か)わてぃ、屋慶名(あきな)はじみあまくまから家移(やあうち)いする人(ちゅ)ぬ達(ちゃあ)まんでぃ、新興住宅地・合衆国風儀(ふうじい)なとおん。
 いいくる沖縄(うちなあ)んんじえ、集落ぬ毎(かあじ)、言葉(くとぅば)ぬ変わゆるむぬやしが、くぬ与那城ぬ北半分(にしはんぶん)やハ行ムニイ、南半分(ふぇえぬはんぶん)やサ行ムニイすん。一(てぃい)ちぬ集落(しま)んかい二(たあ)ちぬムニイぬあてぃ、勝連(かっちん)ムニイとぅ那覇(なあふぁ、なあは)ムニイぬ境(さあけえ)なとおせえ珍(みじ)らさん。
 地元(うぬしま)んじえ、南半分や「タカミ(高嶺?)」んでぃ言くとぅ、昔(んかし)え別(びち)がやたら。聞ちゃる話にゆいねえ、首里ゆかっちゅうぬ屋取部落やたんでぃぬ事。やくとぅ、与那城人お、勝連言葉ん首里言葉なゆん。
 1700年世(にんゆう)ぬ前迄(めえまで)え集落(しま)あ、いいくる、でえじなぬミニ集落やたくとぅ、1700年世なてぃ集落纏(まとぅ)みゆる事(くとぅ)ぬ流行(ふぇえ)たんでぃぬ事(くとぅ)。

【語句】
写真ぬ左むてぃいや字与那城=写真の左側が字与那城。
与勝半島んじえぐま集落ぬ一いちやたしが=与勝半島ではミニ集落の一つであったが、
他ぬ古集落とぅ変わてぃ、屋慶名はじみあまくまから=他の古い集落と異なり、屋慶名はじめ、あちこちから、
家移いする人ぬ達ぬまんでぃ、新興住宅地・合衆国風儀なとおん=引っ越ししてくる人たちが多く、新興住宅地・合衆国的になっている。
いいくる沖縄んじえ、集落ぬ毎、言葉ぬ変わゆるむぬやしが=およそ、沖縄では集落ごとに言葉が変わるのであるが、
くぬ与那城ぬ北半分やハ行ムニイ、南半分やサ行ムニイすん=ここ与那城の北半分ではハ行方言、南半分はサ行方言である。
一ちぬ集落んかい二ちぬムニイぬあてぃ=一つの集落に二つの方言があり、
勝連ムニイとぅ那覇ムニイぬ境なとおせえ珍らさん=勝連方言と那覇方言の境目になているのは珍しい。
地元んじえ、南半分や「タカミ(高見?)」んでぃ言くとぅ=地元では南半分を「タカミ(高見?)」と称する事から、
昔え別がやたら=昔はべつだったのだろうか。
聞ちゃる話にゆいねえ、首里ゆかっちゅうぬ屋取部落やたんでぃぬ事=(地元で)聞いた話では首里士族の屋取部落だったとのこと。
やくとぅ、与那城人お、勝連言葉ん首里言葉なゆん=だから、与那城の人たちは勝連言葉も首里言葉もできる。
1700年世ぬ前迄え集落あいいくる、でえじなぬミニ集落やたくとぅ=1700年以前は集落は殆ど、ミニ集落だったので、
1700年世なてぃ集落纏みゆる事ぬ流行たんでぃぬ事=1700年代になって集落を統合・合併する事が流行ったという。

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 写真のお11月(ぐぁち)初(はじ)み頃(ぐる)ぬむん。
 去(ん)じゃる二(たあ)ちぬまぎ台風(てえふう、ううかじ)や潮風台風(うすかじてえふう)がやたら。
 台風ぬ目(みい)ぬ通(とぅう)たる東(あがり)ぬ海傍(うみばた)ぬ木(きい)や大概(てえげえ)や、けえ枯(か)りとおいぎさん。
 海傍あ、あらん沖縄市まんぐらぬ街路樹(みちばたぬきい)ぬ木ん、いいくる枯りとおる所ぬあん。
 潮風(うすかじ)なかいさったる木や、時(とぅち)ぬ経(た)っち次第(しでえ)、枯りい様(よう)や、たったうすましくなてぃ行(い)ちゅん。
 普通や葉(ふぁあ、はあ)ぬ生(みい)い返(けえ)てぃ元(むとぅ)ぬ姿(しがた)んかい戻(むどぅ)ゆしが、かわてぃ、海端ぬ木麻黄や中(なあか)ねえ、うぬまあまあ、ちゃあ枯りいけえするむぬんあん。
 雨台風(あみてえふう)やれえ、ちゃっさ強(ちゅう)ばあ台風やてぃん、潮ぬ洗(あれ)え流(なが)さってぃ、なんぞお枯りらんむぬやん。木ぬ枯りゆしん、台風ぬ被害(きが)んかいかい計算(さんみん)さってぃが居(う)ら。潮風にん枯りらん木んでぃ言いねえ、ひる木とぅ福木ぐれえやあらんがやあ。

【語句】
写真のお11月初み頃ぬむん=写真は11月初め頃のもの。
去じゃる二ちぬまぎ台風や潮風台風がやたら=去った二つの台風は潮風台風だったのだろか。
台風ぬ目ぬ通たる東ぬ海傍ぬ木や大概や、けえ枯とおいぎさん=台風の目が通過した太平洋側の木は概ね枯れてしまった様子。
海傍ああらん沖縄市まんぐらぬ街路樹ぬ木ん=海岸沿いでなくても、沖縄市辺りの街路樹も
いいくる枯りとおる所ぬあん=だいぶ枯れているところがある。
潮風なかいさったる木や、時ぬ経っち次第=潮風にやられた木は時が経つにつれ、 「次第」は「しんでえ」ともいう。
枯りい様や、たったうすましくなてぃ行ちゅん=枯れ方がよけいに、ひどくなっていく。
普通や葉ぬ生い返てぃ元ぬ姿んかい戻ゆしが=普通は葉が生えかわり、元の姿に戻るが、
かわてぃ、海端ぬ木麻黄や中ねえ=特に海岸の木麻黄の中には、
うぬまあまあ、ちゃあ枯りいけえするむぬんあん=そのまま、枯れてしまうものもある。
雨台風やれえ、ちゃっさ強ばあ台風やてぃん、潮ぬ洗え流さってぃ=雨台風ならいくら強い台風でも、潮が洗い流され、
なんぞお枯りらんむぬやん=それほど枯れるものではない。
木ぬ枯りゆしん、台風ぬ被害んかいかい計算さってぃが居ら=木が枯れる事も台風被害のうちに入っているだろうか。「被害」を意味する「きが(怪我)は「けが」から転じているもので、「きが人」は「被害者」の意味になる。
潮風にん枯りらん木んでぃ言うエいねえ=潮風にも枯れない木といえば、
ひる木とぅ福木ぐれえやあらんがやあ=マングローブと福木ぐらいなものではないだろうか。

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