2015年01月

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 ブラジル物(むん)やんでぃぬ事(くとぅ)やしが、うちなあ中んかいあん。うちなあぐち名(なあ)や何(ぬう)んでぃが言(ゆ)ら?。
 実(じゅん)にやれえ、今頃(なまぐる)お、ぶき色(いる)ぬ花(はな)ぬ咲(さ)ちまんどおる節(しち)やる筈(はじ)やしが、今度(くんど)お、よういくうてん小(ぐぁあ)どぅ咲(さ)ちょおる。
 他所(ゆす)ぬ国(くに)んじえ「酔(ゐ)いっちゃあぬ木(きい)」んjでぃん言(い)ゃっとおる風儀(ふうじ)。
 やしが、むしか酔いっ人ぬうっちゃかいたいしいねえ、怪我(きが)さんがあらんでぃ思(うむ)ゆん。
 うぬ木(きい)ぬ骨(ふに)んかいや、まどぅん無(ね)えらんあたい、とぅざねえそおる棘(んじ)ぬ生(みい)いとおくとぅやん。
 やさ、んちゃ、酔いっ人ぬ、うぬ木んかいうっちゃかてぃ、棘んかい突(ち)ち当(あ)たいねえ、寝様驚(にざまうどぅる)ちしいがすらん分からん。
 やくとぅどぅ、「酔いっちゃあぬ木」んでぃちが言(い)ゃっとおら?

【語句】
ブラジル物やんでぃぬ事やしが、うちなあ中んかいあん=ブラジル産とのことだが、沖縄中にある。
うちなあぐち名や何んでぃが言ら?=沖縄語名ではなんというのだろうか。
実にやれえ、今頃お、ぶき色ぬ花ぬ咲ちまんどおる節やる筈やしが=本来なら今頃はピンク色の花が咲き乱れる季節のはずだが、
今度お、よういくうてん小どぅ咲ちょおる=今年は、ほんの少ししか咲いてない。
他所ぬ国んじえ「酔いっちゃあぬ木」んjでぃん言ゃっとおる風儀=外国では「酔っ払いの木」と呼ばれているみたい。'
やしが、むしか酔いっ人ぬうっちゃかいたいしいねえ=だが、もし、酔っ払いが、寄りかかっりでもしたら、
怪我さんがあらんでぃ思ゆん=怪我しないかと思う。
うぬ木ぬ骨んかいや、まどぅん無えらんあたい=その木の幹には、隙間のないほど、
とぅざねえそおる棘ぬ生いとおくとぅやん=銛のように鋭い棘が生えているからである。
やさ、んちゃ、酔いっ人ぬうぬ木んかい、うっちゃかてぃ=そうだ、なるほど、酔っ払いが、その木に寄りかかって、
棘んかい突ち当たいねえ、寝様驚ちしいがすらん分からん=棘に当たると、びっくりして目覚めるかもしれない。
やくとぅどぅ、「酔いっちゃあぬ木」んでぃちが言ゃっとおら=だからこそ、「酔っ払いの木」と呼ばれているだろうか?

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 ニライカナイんかい通(とぅう)いぎさそおくとぅどぅ、あん名付(なぢ)きたがやあ。
 やしがニライカナイんぬある東(あがり)ぬ海(うみ)んかいやあらな、うぬ橋(きざい)や、なからんじ、旧知念村(ちにん)んかい、あったに、けえ曲(ま)がてぃ行(い)ちゅん。
 口語せえ「にれえかねえ」。琉球人(うちなあんちゅ)や、東(あがり)ぬ海(うみ)ぬあがたから来(ち)ゃんでぃちぬ伝(ちて)え話(ばなし)ぬあん。
 又同(い)ぬ東(あがり)ぬ海(うみ)ぬかあまあがたんかいや、にれえかねえぬあんでぃち信(しん)じらっとおん。
 かみぐ代(でえ)やかん前(めえ)ぬかあま昔(んかし)に没(しじ)でぃ行じゃんでぃさっとおるスンダランドから南太平洋(ふぇえあがりぬうみ)ぬあまくまんかい分(わ)っくぃてぃ行(ん)じゃるポリネシア人(ちゅ)ぬ分かり・枝系(ゆだち)んでぃん考(かんげ)えらっとおん。言葉(くとぅば)んいふぃえ似(に)ちょおいぎさん。
 古語せえ「ぎれえがねえ」、八重山語(いぇえまぐち)せえ「ニーラスクカネーラスク」んでぃち語末(くとぅばぬちび)え「底=城」なとおん。
 かみぐ代なてぃから、北から来ゃるマミキチュウが琉球ぬかきやあとぅなたん。

【語句】
ニライカナイんかい通いぎさそおくとぅどぅ=ニライカナイに通って行きそうだから、
あん名付きたがやあ=そう名付けたのだろうか。
やしがニライカナイんぬある東ぬ海んかいやあらな=だが、ニライカナイのある東の海(太平洋)ではなく、
うぬ橋あ、半らんじ、あったに、旧知念村んかい、あったに、けえ曲がてぃ行ちゅん=その橋は、中程で、旧知念村へと急に曲がってしまう。
口語せえ「にれえかねえ」=口語では「にれえかねえ」。
琉球人や、東ぬ海ぬあがたから来ゃんでぃちぬ伝え話ぬあん=琉球人は太平洋からやってきたとの伝説がある。
又同ぬ東ぬ海ぬかあまあがたんかいや=そして、同じ太平洋のずっと向うには、
にれえかねえぬあんでぃち信じらっとおん=にれえかねえ(極楽浄土、常世)があると信じられている。
かみぐ代やかん前ぬかあま昔に没でぃ行じゃんでぃさっとおる=古代よりさらに以前に水没したとされる
スンダランドから南太平洋ぬあまくまんかい分っくぃてぃ行じゃる=スンダランドから南太平洋のあちこちに分散していった
ポリネシア人ぬ分かり・枝系んでぃん考えらっとおん=ポリネシア人の支族と考えられている。
言葉んいふぃえ似ちょおいぎさん=言語も少し似ているようである。
古語せえ「ぎれえがねえ」、八重山語せえ「ニーラスクカネーラスク」んでぃち=古語では「ぎれえかねえ」、八重山語では「ニーラスクカネーラスク」などと、
語末え「底=城」なとおん=語末は「底、城」になっている。
かみぐ代なてぃから、北から来ゃるマミキチュウが=古代になって、北からやってきたアマミキヨ族が琉球の支配的部族となった。
琉球ぬかきやあとぅなたん。

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