2016年04月

たっちゅう山(中城)

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「たっちゅう山」んでえ、実(じゅん)にぬ名(なあ)や知(し)らんくとぅ、我(わあ)が、はんしなかい、付(ち)きてえる名(なあ)どぅやる。
 ぐま山(やま)ぬ出(ん)じとおてぃ、あんしゅか、尖(とぅが)とおしえ、珍(みじ)らしむんやんでぃ思(うむ)てぃどぅ、写真ぬん抜(ぬ)じゃる。
 実(じゅん)にぬ名ん有(あ)いがすら。
 うぬ山小(やまぐぁあ)や岩(しい)やいぎさしが、実(じゅん)ねえ如何(ちゃあ)がなとおらあ。
 石灰岩(しっくぁいがん)がやら、あらんでえ又(また)、昔(んかし)、海(うみ)ぬ底(すく)んかいあたる海石(うみいし、サンゴ)がやら。
 頂(ちじ)んかい登(ぬぶ)やあに、周(まあ)いぬ景色(ちいち)ん、如何(ちゃ)ぬ風儀(ふうじい)がなとおらあ、見(ん)じい欲(ぶ)しゃる肝(ちむ)んあしが、下(しちゃ、ひちゃ)ぬまんぐらあ墓(はか)ぬまんでぃ、うけえゆん。
 むしか、登(ぬぶ)ゆんでぃさんてえまん、うぬまさ、さくふぃらどぅなとおくとぅ、膝(ちんし)割(わ)いがすらん分からん。
 やしが、うぬ小山(くうやま)ん、うちなあらある景色(ちいち)ぬ一(てぃい)ちやんでぃ思(うみ)いねえ、うりん又うじらあさん。

【語句】
「たっちゅう山」んでえ、実にぬ名や知らんくとぅ=「たっちゅう山」とは、本当の名を知らないから、
我が、はんしなかい、付きてえる名どぅやる=私が、(勝手に)とりあえず、付けた名である。註:「たっちゅう」とは「塔頭」に由来するが、沖縄語では「(上に)尖ったもの」の意味である。「伊江島タッチュウ(ぐしくやま)」は有名である。
ぐま山ぬ出じとおてぃ、あんしゅか、尖がとおしえ=小さい山のくせに、これだけ尖っているのは、
珍らしむんやんでぃ思てぃどぅ、写真ぬん抜じゃる=珍しいと思い、写真に収めた次第である。
実にぬ名ん有いがすら=実名はあるのだろうか。
うぬ山小や岩やいぎさしが、実ねえ如何がなとおらあ=その山は岩のようであるが、実際はどうなんだろうか。
石灰岩がやら、あらんでえ又、昔、海ぬ底んかいあたる海石(サンゴ)がやら=石灰岩なのか、或いは昔海底にあった海石なのか。
頂んかい登やあに、周いぬ景色ん、如何ぬ風儀がなとおらあ=天辺に登り、周囲の景色がどのようなものなのか、
見じい欲しゃる肝んあしが、下ぬまんぐらあ墓ぬまんでぃ、うけえゆん=見たい気持ちもあるが麓は墓が多いので躊躇する。
むしか、登ゆんでぃさんてえまん、うぬまさ、さくふぃらどぅなとおくとぅ=もし、登るとしても、とてつもない急坂なので、
膝割いがすらん分からん=膝を痛めるかもしれない。「膝」を意味する「ちんし」という語は『沖縄語辞典』には見当たらない。載ってない語は多いが、身体部位を表す語が漏れることは考えられないので、私が引きかねているのか?。あるとすれば、ciNsiとある筈?であるが。「ちんし割ゆん」は「膝を痛める」の慣用的言い回し。
やしが、うぬ小山ん、うちなあらある景色ぬ=それにして、その小山も沖縄らしい景色の
一ちやんでぃ思いねえ、うりん又うじらあさん=一つだと思えば、それもまた、愛らしい。

首里城久慶門まんぐら(那覇市首里)

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 首里城(うぐすく)ぬ久慶門(ふくいうじょう、写真中ぬ前むてぃい)まんぐらあ、行(い)ちゅるかあじ、木(きい)ぬ景色(ちいち)ぬ変(か)わゆんねえ思(うむ)ゆん。
 ディグぬ木ぬ切(ち)らったい、また、今迄(なままでぃ)何(ぬう)ん無(ね)えらんたる所(とぅくる)んかい、木ぬ植いらったいそおん。
 やくとぅ、まるけえてなあや写真(しゃしん)、抜(ぬ)じょうちゅしん、変わい様(よう)ぬ分(わ)かゆい、ましやる筈(はじ)。
 久慶門や、ゑえだい人(ちゅ)ぬ通(とぅう)ゆる門(じょう)やたん。
 やしが、ぐしくん人お、淑順門(うなかうじょう)からどぅ出(ん)じたい入っちゃいそおたんでぃぬ事(くとぅ)。
 昔(んかし)え、なあ門々(じょうじょう)ぬ使(ちけ)え道(みち)ん、ちゃんとぅ、決(ち)わみらってぃ、実(じゅん)に、王宮(くうじぬぐしく)風儀(ふうじい)やたしが、今(なま)あ、「城(ぐしく)やりば城い」風儀(ふうじい)けえなやあに、上出来所(ゐいどぅくる)どぅけえなとおる。
 やしが、くぬ城お、何時(いち)ないねえ、普請(ぶし)ぬん首尾(しゅび)し、落(う)てぃ着(ち)ちゅがやあんでぃ思(うむ)ゆん。

【語句】
首里城ぬ久慶門(写真中ぬ前むてぃい)まんぐらあ、行ちゅるかあじ=首里城の久慶門付近は、行くたびに、
木ぬ景色ぬ変わゆんねえ思ゆん=木の景色が変わっているように感じる。
ディグぬ木ぬ切らったい=デイゴの木が切られたり、
また、今迄何ん無えらんたる所んかい=また、今迄、何もなかった所に
木ぬ植いらったいそおん=木が植えられたりしている。
やくとぅ、まるけえてなあや写真、抜じょうちゅしん=だから、たまに、写真を撮っておくのも、
変わい様ぬ分かゆい、ましやる筈=変化が分かり、良いかもしれない。
久慶門や、ゑえだい人ぬ通ゆる門やたん=久慶門は役人の通用口であった。
やしが、ぐしくん人お、淑順門からどぅ通ゆたんでぃぬ事=だが、女官は淑順門から出入りしていたとのこと。
昔え、なあ門々ぬ使え道ん、ちゃんとぅ、決わみらってぃ=昔は、門それぞれの使い道が、きちんと決められ、
実に、王宮風儀やたしが、今あ=いかにも王宮的であったが、今は、
「城やりば城い」風儀けえなやあに=「別に宮殿であろうと」という感じになってしまい、
上出来所どぅけえなとおる=ただの観光地になってしまている。
やしが、くぬ城お、何時ないねえ、普請ぬん首尾し=それにしても、この宮殿は、いつになったら、完工し、
落てぃ着ちゅがやあんでぃ思ゆん=落ち着くのかと思う。
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