2016年05月

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 糸知念城址(ちにんむいぐしくあとぅ)ぬ近(ちか)くんかいある知念(ちにん)ぬうるぬ屋敷跡(やしちあとぅ)やん。
 写真(しゃし)のお屋敷ぬ門(ぞう)ぬあたる所(とぅくま)やいぎさん。
 「ぬうる」んでえ、「呪女」でぃぬ字(じい)し書(か)ちゅる事(くとぅ)んあん。
 開音(くぁいうん)せえ「のろ」んでぃ言(い)ち、中山(琉球国)ぬ神人(かみんちゅう)とぅしちぬゑえだいなやあに、幾(いく)ちがなぬ村(むら)ぬ根神(にいがみ)うりに門中(むんちゅう)ぬうくでぃゆかげえとおたん。
 あんし、なあぬうるくるお聞得大君(ちふぃじん)なかいかげえらっとおたん。
 明治(みいじ)12年(にん)ぬ廃藩置県(はいはんちきん)ぬ後(あと)お、中山ぬゑえだいとぅしちぬ分(ぶん)、失(うし)なやあに、いいくる滅(ふる)びてぃ行(ん)じゃるむぬやしが、久高島(くだかじま)ねえ、今(なま)ん継(ち)がってぃ、むとぅうちょおるる所(とぅくま)んあん。
 ぬうるお居(をぅ)らんなてぃん、うったあ、屋敷跡お、いいくる拝所(をぅがんじゅ)とぅなとおる所(とぅくる)んあん。
 又(また)、沖縄(うちなあ)んかいや、ぬうるぬたっくぃなとおる人(ちゅ)ん達(ちゃあ)んまんどおん。

【語句】
糸知念城址ぬ近くんかいある知念ぬうるぬ屋敷跡やん=知念城址近くにある知念ノロ屋敷跡である。
写真のお屋敷ぬ門ぬあたる所やいぎさん=写真は屋敷の門のあった場所であるようだ。
「ぬうる」んでえ、「呪女」でぃぬ字し書ちゅる事んあん=「ぬうる」とは「呪女」と当てることもある。
開音せえ「のろ」んでぃ言ち、中山(琉球国)ぬ神人とぅしちぬ=開音では「のろ」と言い、中山(琉球国)の神人としての、
ゑえだいなやあに、幾ちがなぬ村ぬ=公職にあり、複数の村の
根神うりに門中ぬうくでぃゆかげえとおたん=根神それに各門中の幹事(神に仕えるひと)を支配していた。
なあぬうるくるお聞得大君なかいかげえらっとおたん=それぞれのノロは聞得大君(中山最高位の神官)に支配されていた。
明治12年ぬ廃藩置県ぬ後お、中山ぬゑえだいとぅしちぬ分=明治12年の廃藩置県の後は、中山国の公職としての職分を
失なやあに、いいくる滅びてぃ行じゃゃるむぬやしが=失い、概ね滅んだのであるが、
久高島ねえ、今ん継がってぃ、むとぅうちょおる所んあん=久高島のように、今も受け継がれ持続しているところもある。
ぬうるお居らんなてぃん、うったあ、屋敷跡お=ノロはいなくなっても、彼らの屋敷跡は、
いいくる拝所とぅなとおる所んあん=たいていは拝所となっている
又、沖縄んかいや、ぬうるぬたっくぃなとおる人ん達んまんどおん=また、沖縄には、ノロの血筋を引く人たちも多い。

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 糸満(いちゅまん、いくまん、いとぅまん)市ぬ照屋(てぃいら)から豊見城(てぃいみぐしく)市ぬ豊見城あじまあ迄(までぃ)ぬ、てえげえ6kmぐれえぬ県道(きんどう)7号線(ぐうしん)なありいんかいや、並(なん)ディグぬちるがとおん。
 今度(くんど)お、何んでぃちがやら分からのおあしが、うぬ道ぬいいくる西むてぃいぬディグぬ花ぬ1分から3分びけん咲ちょおん。くぬ道(みち)ぬディグぬ花(はな)ぬ咲(さ)ちゅしえ、まりまりどぅやくとぅ、1分(ぶ)、3分やてぃん、十分(じゅぶん)やい、却(けえ)てえ、ふぃるましむんどぅやる。
 県道7号ぬディグお、何(ぬう)んでぃち咲かんがんでぃぬ言(い)い負(ま)かせえんあるあたいやたん。
 あり、補(うじね)えぬ足(た)らん、あり、どぅく、枝葉(ゆだふぁ)切(ち)い強(じゅう)さんとぅか。
 うんな事(くとぅ)やか、「ディグぬ花ぬ咲ち強(じゅう)されえ、大風(ううかじ、てえふう)ぬ多(うほお)く、来(ち)ゅうん」でぃ言る「伝え話」どぅ思い出じゃする。
 ディグぬ花ぬ咲かんてぃん、強ばあ風ぬ来ゅぅうるばあや来ゅうしが…。


【語句】
糸満市ぬ照屋から豊見城市ぬ豊見城あじまあ迄ぬてえげえ6kmぐれえぬ=糸満市の照屋から豊見城十字路の間の約6㎞ぐらいの
県道7号線なありいんかいや、並ディグぬちるがとおん=県道7号線沿いには、デイゴ並木が連なっている。
今度お、何んでぃちがやら分からのおあしが、ぬ道ぬいいくる西むてぃいぬ=今年は、何故かは知らないが、その道路の西側の
ディグぬ花ぬ1分から3分びけん咲ちょおん=デイゴの花が一分から三分ほど咲いている。
くぬ道ぬディグぬ花ぬ咲ちゅしえ、まりまりどぅやくとぅ=この道路のデイゴが咲くことはめったにないことであるから、
1分、3分やてぃん、十分やい、却てえ、ふぃるましむんどぅやる=一分、三分でも十分であり、むしろ、珍しい事である。
県道7号ぬディグお、何んでぃち咲かんがんでぃぬ=県道7号線のデイゴの花は何故、咲かないかという、
言い負かせえんあるあたいやたん=論争もあったくらいである。
あり、補えぬ足らん、あり、どぅく、枝葉切い強さんとぅか=やれ、栄養不足だとか、枝葉の選定のし過ぎとか。
うんな事やか、「ディグぬ花ぬ咲ち強されえ、大風多くぬ来ゅうん」=それより、「デイゴが咲き過ぎると台風が沢山来る」、
んでぃ言る「伝え話」どぅ思い出じゃする=という「都市伝説」を思い浮かべるのである。
ディグぬ花ぬ咲かんてぃん、強ばあ風ぬ来ゅぅうるばあや来ゅうしが…=デイゴ咲かなくても、強い台風が来るときはくるのだが…。

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