2016年06月

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 写真や首里城(うぐしく)ぬ「きやのうち」、南(ふぇえ)むてぃいぬ石垣(いしがち)ぬ傍(はた)から抜(ぬ)じぇえるむぬやん。
「京の内」んでぃ書(か)ちいねえ、うぬちむええや分かい易(や)っさん。
 うむるすうし於(をぅ)とおてえ「けおのうち」んでぃん書(か)ちゅん。
 「もちろうち」え「きやのうち」ぬ同(い、ゆ)ぬちむええぬ「対句」。
 中(なあか、なか)んかいや「真玉杜(まだまむいぐしく)」んあしが、「きやのうちもりぐすく」んでぃぬ言葉(くとぅば)んあん。
 「ぐしく」ぬ中んかい「ぐしく」ぬある風儀(ふうじい)ぬ書(か)ちい様(よう)なとおしが、詩歌言葉(うたくとぅば)どぅやくとぅ、やすんじらんでえならん。
 琉球(るうちゅう)ぬ城(ぐしく)お、必(かんな)じ、幾(いく)ちがなぬ御嶽(杜)からなやあに城ぬ命所(ぬちどぅくる)やんでぃちん済(し)むん。
 琉球大学(るうちゅうでえがく)とぅしち使(ちか)あらっとおあるばすお、農学ビル、本文ビル、幾ちがなぬプレハブぬ部室ぬあたん。
 んちゃ、城ぬ命所お、うぬあたい広(ふぃる)くねえんでえならんどぅあたる筈(はじ)。

【語句】
写真や首里城ぬ「きやのうち」、南むてぃいぬ=写真は首里城の「京の内」を南側の
石垣ぬ傍から抜じぇえるむぬやん=城壁の側から写したものである。
「京の内」んでぃ書ちいねえ、うぬちむええや分かい易っさん=「京の内」と表記すれば、分かりやすい。
うむるすうし於とおてえ「けおのうち」んでぃん書ちゅん=おもろさうしでは、「けおのうち」とも表記される。
「もちろうち」え「きやのうち」ぬ同ぬちむええぬ「対句」=「もちろうち」は「京の内」と同義語で「対句(対句形式の詩歌などにおける)」である。
中んかいや「真玉杜」んあしが=(京の内の)中には「真玉杜」もあるが、
「きやのうちもりぐすく」んでぃぬ言葉んあん=(おもろさうしには)「きやのうちもりぐすく」の語もある。
「ぐしく」ぬ中んかい「ぐしく」ぬある風儀ぬ書ちい様なとおしが=(言わば)「ぐしく」の中に「ぐしく」があるかのような書き方になっているが、
詩歌言葉どぅやくとぅ、やすんじらんでえならん=詩歌の句なので、厳密に考えない方がよい。
琉球ぬ城お、必じ、幾ちがなぬ御嶽(杜)からなやあに=琉球の城は、複数の御嶽(拝所)からなり、
城ぬ命所やんでぃちん済むん=城の心臓部である。
琉球大学とぅしち使あらっとおあるばすお=(首里城が)琉球大学として使われていたときは、
農学ビル、本文ビル、幾ちがなぬプレハブぬ部室ぬあたん=農学ビル、法文ビル、複数のプレハブ制の部活室があった。
んちゃ、城ぬ命所お、うぬあたい広くねえんでえならんどぅあたる筈=そう、城の心臓部はそれほど広くないと、いけないのかも知れない。

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 去(ん)じゃる五月(ぐんぐぁち)ぬ初(はじ)み頃(ぐる)、今度(くんど)お、ディグぬ花(はな)ぬ咲(さ)ち被(かん)とおくとぅ、ゆうしいねえ、八重瀬公園ぬディグん咲(あ)ちが居(をぅ)らんでぃ、思(うむ)やあに、写真抜(ぬ)じいが来(ち)ゃるむぬやしが、一(ちゅ)かきんちょおん咲ちぇえ居(をぅ)らんたん。
 いふぇえ目外(みいはん)だあなたしが、車停(くるまとぅ)み所(どぅくる)から眺(なが)みたる西(いりい)ぬ空(すら)んかいや、雲(くむ)お放射風儀(ふうしゃふうじい)し、広(ふぃる、ひる)がとおたん。
 うんな雲(くむ)お、いいくる見(ん)じゅい、ふぃるましいむぬおあらんしが、うぬばすぬ「放射雲」?お、かわてぃ、まぎいやたん。
 何雲(ぬうぐむ)んでぃが言(ゆ)らあ。
 地(じち)ぬ上辺於(うわあびをぅ)とおてえ、何(ぬう)どぅくぃいどぅ(何やんくぃやん)んでぃち、朝(あさ)ん夕(ゆ)さん、むさげえとおる人間達(にんじんちゃあ)ん、彼(う)っ達家々(たあやあやあ)ん、雲ぬまぎさんかい比(く)なびいねえ、ぐまさしよお。

【語句】
去じゃる五月ぬ初み頃=去った五月の初めごろ
今度おディグぬ花ぬ咲ち被とおくとぅ=今年はデイゴの花が咲き誇っているので、
ゆうしいねえ、八重瀬公園ぬディグん咲ちが居らんでぃ=ひょっとした、八重瀬公園のデイゴも咲きているのかと、
思やあに、写真抜じいが来ゃるむぬやしが=思い、写真を撮りに来たのであるが、
一かきんちょおん咲ちぇえ居らんたん=ひとかけらも咲いてなかった。
いふぇえ目外だあなたしが、車停み所から眺みたる西ぬ空んかいや=少し、がっかりしたが、駐車場から眺めた西の空には、
雲お放射風儀し、広がとおたん=雲が放射状に広がっていた。
うんな雲お、いいくる見じゅい、ふぃるましいむぬおあらんしが=こういう雲は、良く見るし、珍しいものではないが、
うぬばすぬ「放射雲」?お、かわてぃ、まぎいやたん=そのときの「放射雲?」は特別に大きかった。
何雲んでぃが言らあ=何雲というのであろうか。
地ぬ上辺於とおてえ、何どぅくぃいどぅ(何やんくぃやん)んでぃち=地上で、何だかんだと、
朝ん夕さん、むさげえとおる人間達ん、彼っ達家々ん=朝夕、騒がしくしている人間たちも、彼らの家々も、
雲ぬまぎさんかい比なびいねえ、ぐまさしよお=雲の大きさに比べると、小さいことよ。

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