2018年07月

イメージ 1

 南窯(ふぇえぬかま)
 写真(しゃしん)ぬ左(ふぃざい、ひざい)むてぃいんかいある瓦家(かあらやあ)や荒(粗)焼窯(あらやちいかま)やん。
 使あらっとおらる万事(ばんじ)え、荒焼(あらやち)ぬかってぃいやたんでぃぬ事(くとぅ)。
 22年前迄(にじゅうににんめえまで)え使(ちか)あらっとたんでぃぬ事やしが、今(なま)あ形(かたち)びけんどぅある。
 文化財指定やくとぅ、那覇(なあふぁ)ぬ真(ま)ん中(なか)んかい在(あ)んでえ思(うま)あらんあたい、昔(んかし)ぬままぬ姿(しがた)なかい残(ぬく)さっとおん。
 国際通り迄え歩(あ)っち何分(なんぷ)ぬんてえさん。
 うぬ風景(ちいち)え今ぬ田舎(いなか)ぬ風儀(ふうじ)とぅなんぞお変(か)わらんでぃ思(うみ)いんすい、あんし又(また)何(ぬう)がやら肝据(ちむい)しらりいん。
 琉球国世(るうちゅうくくゆう)なかい、琉球まじりぬ窯(かま)ゆくまんかい纏(まとぅ)みたんでぃぬ事やしが、今あ裏腹(うらはら)に焼物(あちむん)窯あ、あまくまんかい分(わ)っくぃとおん。
 北窯(にしぬかま)んあたんでぃぬ事やしが、今あ無(ね)えん。
 近(ちか)くんかいや上焼(じょうやち)ぬかってぃいぬ東窯(あがりぬかま)んあん。
 まるけえてえ、保養(ふゆう)さがなあやてぃん、いめんせえびり。

【語句】
南窯=南の窯。
写真ぬ左むてぃいんかいある瓦家や=写真の左側の瓦ぶき家は、
荒(粗)焼窯やん=荒焼窯である
使あらっとおらる万事え、荒焼ぬ=火の通っていた頃は素焼きの
かってぃいやたんでぃぬ事=専門だったとの事だ
22年前迄え使あらっとたんでぃぬ事やしが=22年前までは使われていたとのことだが、
今あ形びけんどぅある=現在は形を残すのみである
文化財指定やくとぅ、那覇ぬ真ん中んかい在んでえ=文化財指定だから、那覇のど真ん中にあるとは、
思あらんあたい、昔ぬままぬ姿なかい残さっとおん=思われないほど、往時の姿のまま保存されている。
国際通り迄え歩っち何分ぬんてえさん=国際通りまで歩いて何分もかからない。
うぬ風景え今ぬ田舎ぬ風儀とぅなんぞお変わらんでぃ=その風景は現在の田舎のそれとそれほど変わらないと、
思いんすい、あんし又何がやら肝据しらりいん=思いもするし、そしてなぜか、ほっとさせられる。
琉球国世なかい、琉球まじりぬ窯ゆ=琉球国時代に全琉の窯を
くまんかい纏みたんでぃぬ事やしが=ここいらにまとめたようであるが
今あ裏腹に焼物窯あ、あまくまんかい分っくぃとおん=現代は逆に焼物窯は方々に分散している
北窯んあたんでぃぬ事やしが、今あ無えん=北の窯のあったとのことであるが、現存しない。
近くんかいや上焼ぬかってぃいぬ東窯んあん=近くには上焼き専門の東の窯もある。
まるけえてえ、保養さがなあやてぃん、いめんせえびり=たまには散歩しながら、お越しくださいませ。

イメージ 1

 山原(やんばる)んでぃ言(ゆ)るあたいやくとぅ、山(やま)ぬまんどおせえ当(あ)たい前(めえ)やしが、沖縄(うちなあ)んじえ、いちゃっさ、美(ちゅ)ら造(づく)いさっとおんでぃ言(い)ちん、ハブぬうとぅるさくとぅ、登(ぬぶ)てぃんだんでぃぬ肝(ちむ)んかいやないぐりさん。
 やしが歩道(あっちみひ)ぬ美ら造いさっとおたくとぅ、誘(さす)わりてぃ、くぬムイんかい登(ぬぶ)てぃんちゃるしいじやん。
 頂(ちじ)んかいぬ道(みち)え無(ね)えらな、布切(ぬぬじ)り小(ぐゎあ)、木(きい)ぬ枝(ゆだ)んかい縊(くん)ち標(しるし)とぅそおるびけんどぅやたしが、意地(いじ)出(ん)じゃち登たるしいじやん。
 頂から伊江島(いいじま)ぬ見(み)いゆんでえ、うびらじ事(ぐとぅ)やたん。うとぅるさん忘(わし)りやあに、登てぃちゃる詮(しん)ぬあたん。
 やしが、下(う)りゆるばあん、同(い)ぬ如(ぐとぅ)、うとぅるさ思(うみ)いさんでえならんたん。
 山原ぬ山々(やまやま)あ、ないれえ、いいくるお、うぬまあまあ残(ぬく)ち、仕明(せえき)するむんやれえ、まあんでぃち決(ち)わみてえる所(とぅくる)びけえ、一方(ちゅかたあ)に、すせえましんでぃ思(うむ)ゆん。

【語句】
山原んでぃ言るあたあいやくとぅ、山ぬまんどおせえ当たい前やしが=山原というぐらいだから山が多いのは当然だが、
沖縄んじえ、いちゃっさ、美ら造いさっとおんでぃ言ちん=沖縄ではどれほど整備されいるとは言っても、
ハブぬうとぅるさくとぅ、登てぃんだんでぃぬ=ハブが恐いから登ってみようという、
肝んかいやないぐりさん=気にはなりがたい。
やしが歩道ぬ美ら造いさっとおたくとぅ、誘わりてぃ=けど、(付近の)歩道が整備されていたので、ついつぃ、
くぬムイんかい登てぃんちゃるしいじやん=この山に登ってみた次第である。
頂んかいぬ道え無えらな、布切り小=頂上に行く道はなく、小さな布切れを、
木ぬ枝んかい縊ち標とぅそおるびけんどぅやたしが=木の枝に縛って導としているだけだったが
意地出じゃち登たるしいじやん=勇気を出して登ったしだいである。
頂から伊江島ぬ見いゆんでえ、うびらじ事やたん=頂上から伊江島が見えるとは、予想してなかった。
うとぅるさん忘りやあに、登てぃちゃる詮ぬあたん=恐さを忘れて登頂した甲斐があった。
やしが、下りゆるばあん、同ぬ如=だが、下山する場合も同じように、
うとぅるさ思いさんでえならんたん=恐い思いをしなければならなかった
山原ぬ山々あ、ないれえ、いいくるお=北部の山々はできれば、殆どを
うぬまあまあ残ち、仕明するむんやれえ=そのまま残し、(観光用等に)開発するのであれば
まあんでぃち決わみてえる所びけえ、一方に=ここぞと決めた所だけを集中的に
すせえましんでぃ思ゆん=行うのがよいと思う。

↑このページのトップヘ