2018年12月

汗水節碑(八重瀬町)

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 歌(うた)作(つく)たる仲本稔主(しゅう、すう)や初代(しゅでえ)ぬ具志頭(ぐしちゃん)郵便局長やたんでぃぬ事(くとぅ)。
くぬ碑(ふぃい、ひい)や志頭郵便局ぬ近(ちか)くんかいあん。
 八八八六調ぬ琉歌(るうか)し読(ゆ)まっとおん。
節(ふし)え宮良長包主ぬ作たん。
 90年前(にんめえ)に作らったる歌やしが、今(なま)ん、沖縄(うちなあ)まじりんじ、むとぅうち歌あらっとおん。
実(じゅん)に沖縄人(うちなあんちゅ)ぬ肝心(ちむぐくる)、だてえん、表(あら)ちょおる歌やんでぃ思(うむ)ゆん。
汗(あし)え、話言葉(はなしくとぅ)せえ、「はゆん」でぃ言(ゆ)しが、「水(みじ)」え「流(なが)りゆん」んでぃん言(ゆ)くとう、「汗水(あしみじ)」ぬばあや「流(なが)がち」やてぃん、済(し)むるばすやん。尤ん、詩歌(うた)ぬばあぬ言葉ぬ使(ちけ)え様(よう)や自由(じゆう)やん。
節作(ふしつく)やあぬ宮良長包主や「沖縄ぬフォースター」んでぃ言らりいるあたいぬ音高(うとぅだか)さん。
彼(あり)が作たる歌あ、くぬ歌ぬ他(ふか)なかい、「なんた浜」、「えんどうの花」、「新安里屋ユンタ」んでえぬあん。

【語句】
歌作たる仲本稔主や初代ぬ具志頭郵便局長やたんでぃぬ事=作詞した仲本稔氏は初代具志頭郵便局長だったとの事。
くぬ碑や志頭郵便局ぬ近くんかいあん=この碑は具志頭郵便局の近くにある。
八八八六調ぬ琉歌し読まっとおん=八八八六調の琉歌形式で読まれている。
節え宮良長包主ぬ作たん=作曲は宮良長包氏がした。
90年前に作らったる歌やしが、今ん=90年前に作られた歌であるが、今も、
沖縄まじりんじ、むとぅうち歌あらっとおん=沖縄中で長らく歌い続けられている。
実に沖縄人ぬ肝心、だてえん=ほんとうに沖縄人の心情をうまく、
表ちょおる歌やんでぃ思ゆん=表している歌だと思う。
汗え、話言葉せえ、「はゆん」でぃ言しが=汗は話し言葉では「はゆん、はいん」と言うが、
「水」え「流りゆん」んでぃん言くとう=「水」は流れるとも言うので
「汗水」ぬばあや「流がち」やてぃん、済むるばすやん=「汗水」となると、「流ち」でも良いわけである。
尤ん、詩歌ぬばあぬ言葉ぬ使え様や自由やん=尤も、詩歌における語句の使い様は自由である。
節作やあぬ宮良長包主や「沖縄ぬフォースター」んでぃ=作曲家の宮良長包氏は「沖縄の0フォースター」と、
言らりいるあたいぬ音高さん=いわれるほど、有名である。
彼が作たる歌あ、くぬ歌ぬ他なかい=彼が作曲した歌はこの歌の他に、
「なんた浜」、「えんどうの花」、「新安里屋ユンタ」んでえぬあん=「なんた浜」、「えんどうの花」「新あさ安里屋ユンタ」等がある。

ふぃんぷんがじゅまる(名護市)

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 「ふぃんぷん」また「ひんぷん」でえ大概(てえげえ)や屋敷(やしち)ぬ門(じょう、ぞう)から入(い)っち直(しぐ)ぬ所(とぅくる)んかいある「屋敷がたか」やん。
 大概や石(いし)なかい造(つく)らっとおしが垣(かち)んまんどおん。
 物退(むんぬ)きぬ積合(ちむええ)んあしが、実(じゅん)ねえ外(ふか)から家(やあ)ぬ中やあ(なか、なあか)、すう見(み)さらん為(たみ)ぬ物(むん)なとおん。
 「屏風」んでぃ書(か)ちゅる事(くとぅ)んあん。
 あんせえ、何(ぬう)んでぃち、くぬ名護(なぐ)ぬかじゅまるゆ「ひんぷん」んでぃ言(ゆ)が。
 今(なま)あ国道(くくどう)58号線(しん)ぬどぅ大道(うふみち)なとおしが、4,50年前(ねえぐる)頃迄(ぐるまで)え、くぬ県道(きんどう)84号線がどぅ山原(やんばる)んかい通(とぅう)ゆる大道やたる。
 あんし、くぬかじゅまるお名護ぬ入口んあたくとぅ、名護ぬ内(うち)とぅ外(ふか)かたかする物(むぬ)やんでぃぬ積合なかい、あんし名付(なあじ)きさっとおるばすやん。
 名護ん大町(うふまち)けえなてぃ、道々んけえ変(か)わとおくとぅ、なあ「ひんぷん」でぃぬ役(やく)お無(ね)えらんなとおしが、ゐいりき見物物(ちんぶちむん)とぅしち、うみはまてぃ、ちゃあ立(た)っちいそおん。

【語句】
「ふぃんぷん」また「ひんぷん」でえ大概や=「ふんぷん」また「ひんぷん」とは、普通、
屋敷ぬ門から入っち直ぬ所んかいある「屋敷がたか」やん=屋敷の門から直ぐの所に設置された「遮蔽」のことである。
大概や石なかい造らとっおしが垣んまんどおん=普通は石で造られるが生垣である場合も多い。
物退きぬ積合んあしが、実ねえ外から家ぬ中=魔除けの意味もあるが、本当は外から家の中を
すう見さらん為ぬ物なとおん=覗かれないようにするためのものである。
「屏風」んでぃ書ちゅる事んあん=「屏風」と表記することもある。
あんせえ、何んでぃち、くぬ名護ぬかじゅまるゆ=では、どうして、この名護のがじゅまるを
「ひんぷん」んでぃ言が=「ひんぷん」と呼ぶのか。
今あ国道58号線ぬどぅ大道なとおしが=今は国道58号線が幹線となっているのであるが、
4,50年前頃迄え、くぬ県道84号線がどぅ=4,50年頃前迄は、この県道84号線こそが、
山原んかい通ゆる大道やたる=北部方面へ通じる幹線だったのである。
あんし、くぬかじゅまるお名護ぬ入口んあたくとぅ=そして、このかじゅまるは当時名護の入口にあったことから、
名護ぬ内とぅ外、かたかする物やんでぃぬ積合なかい=名護の内と外を遮蔽する物であるという意味で
あんし名付きさっとおるばすやん=このような名前が付いたのである。
名護ん大町けえなてぃ、道々んけえ変わとおくとぅ=名護も都会になってしまい、道路網も激変し、

なあ「ひんぷん」でぃぬ役お無えらんなとおしが=もはや、「ひんぷん」としての役目は無くなったが、
ゐいりき見物物とぅしち、うみはまてぃ=観光名物として、頑張って、
ちゃあ立っちいそおん=建ち続けているのである。
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